ポツネン○雑感

Annika2006-03-04


結局、夢チカLIVEの開場時間が気になるので、本日の○チケットは譲ることにしました。
譲ってくださいメール全てが、実は道外の方で、小林賢太郎人気はとどまることを知らないのだなぁーと思いました。
猿にからめて遠征、そして今日の○チケットの当日券に並ぶ、という人が多いようですね。
札幌は寒いので*1暖かくして並んでください。
そして、観たい人全てが○を観られますように。
では、以下に昨日まで観てきた雑感を。
ネタバレですので、見たくない人は開かないでください。

  • 1つ目のコント。

舞台の上には2分割された○が、○を構成している。
その下にいる賢太郎氏がいろいろその半円を動かして演じる。
「えーっ?俺だけ○?」というセリフから始まるウルトラクイズネタに爆笑。
昔、クイズ好きだった人間としてはかなりツボにハマった。
半円を動かしてタイヤに見立てたり、漫画的な動きを表したりするのは流石。
ウサギが跳ねる仕草をしたときにニヤリ、と一瞬だけバニー部になっていたのもかなりツボ。
傘をさしていた仕草から半円を裏返して虹を作るっていうのもおおっ、と思った。

  • 2つ目のコント。

足音マイム。
これが初日、2日目までグダグダだったなー。
音と賢太郎氏の動きが合っていないんだもの。
練習不足?
ようやく3日目、4日目で合ってきた気がする。
3日目で、途中入場してきたお客さんに「ささどうぞ、早くお座りなさい」という仕草をしたため、上から落ちてくるボールを拾う音と動きがずれてしまっていたのには、同じずれたでもけっこう笑えたのだけど。
ふぅー、ふぅーっと蛙の腹をふくらませるのとか、赤ちゃんの靴音みたいな音とかツボにはまるところもあったんだけど、音と合わないのが気になったというのが個人的感想。
あと、自販機では何を買ったのか気になる。

  • 3つ目のコント。

「ガジェット・ショー」
やぎさんゆうびんに笑った。
あれ今度作ってみよう。
ちなみに、4日目では仕掛けが壊れて、小声で賢太郎氏が「…壊しちゃったー。」と言ってたのが萌え。
16分割された紙を展開するヤツもなかなか面白い。
怪獣を倒すのも面白かった。
「怪獣ロッピー」→「6Pチーズ」
「怪獣パクレス」→「クレパス
と名前がまんまなところとか。
世界地図は一目でわかっちゃったけどね。

  • 4つ目のコント。

「ハンドマイム・アンプラグド」
相変わらず手がお美しい。
でも、生の仕掛けにしたのは何か理由があるのだろうか?
笑わせようとするため?
その、笑わせようとする一生懸命さがこちらに伝わったときには萎えてしまうよ。
でも好きだ。
最後に手で「アンプラグド」のスペル「d」の文字を作るところとか。
ちなみに、3日目でスタートしようとしたら画面が暗くて見えにくいということでステージ裏がバタバタ。
スタッフさんが出てきてチョチョイと直していったため、そこだけ「ポツネン」じゃなくなっていた。
いとも簡単に直したスタッフさんに割れんばかりの拍手。
「アンケートではこのことに触れるなよ!」と悔しそうに言う賢太郎氏に萌え。

  • 5つ目のコント。

白ヤギと黒ヤギ。
左半身が白、右半身が黒というおかしなスーツを着た賢太郎氏が反転して、「木綿のハンカチーフ」になぞらえ手紙を書くコント。
黒ヤギは結局男なのか女なのか。
まぁいいやー。

  • 6つ目のコント。

「Paddle」
映像に合わせて体を動かすコント。
これ個人的には好き。
こういうコントたくさんやれば痩せるんでない?
スカッシュ対決でケンカになって相手が手足を投げたりするのがブラック過ぎて爆笑。

  • 7つ目のコント。

アナグラムの穴」
きたー!きましたよ。
どれもよかった。
個人的には2日目に「メトロポリス」で「ぽろり と めす」というアドリブを繰り出して「これ描けねぇわ」と言ったのがツボ。
4日目には、ポツネンの時にもやった顎の下をチョチョイと撫でる仕草も出た。
あと、猫の「はま」は、最初に「フランダースの犬」の絵で「いぬ の ふらだーんす」を眺めてましたね。
こういう伏線を張るところも好きだな。

  • 最後のコント。

「○」
売れない画家のお話。
これ、実は、初日に仕掛けがわかってしまった(汗)
黒いボロボロのコートをキャンバスにかけたときに、何気なくそのキャンバスの裏側を想像してしまって…
激しく後悔。
わかっちゃったら醒めるよなぁー。
でも、「○になら抱かれてもいい」って言って最終的に男は○に抱かれたわけなのだからそれでよしとしようじゃないか。
ちなみに、2日目にこのコントでセリフを忘れた賢太郎氏、イーゼルを指で叩きながら前後のセリフを反芻して思い出そうとする姿に萌え。
何度萌えりゃ気が済むのよ。

エンディングの拍手で嬉しそうに出てくる賢太郎氏。
マイクが右のほっぺたにくい込んでるのが気になったけれども、爽やか風味でした。

面白いんだけれども何か物足りなさを感じたりする瞬間があったポツネン○。
それは何だったのか。
アダグジは、「声」が足りないんじゃないかと思った。
せっかく賢太郎さんはいい声をしているのに、それを使わず無声のコントが多かったのは残念。
あとやっぱり、片桐仁の存在は偉大なんだなーと個人的には思う。
仁さんは唐突に大爆笑させたり、何よりも、ほろりとさせたりするのが上手いんだもの。
2人一緒に揃った姿を観たい。
ラーメンズを観たい。

*1:っつーか、かでるホールはロビーに入ってもかなりの寒さだった