映画を観てきたよ

「アフタースクール」を観てきたのです。
明らかにネタバレル(ミミカジル風)から以下たたみます。
これから映画館に足を運ぶ人は読んじゃイカンというか遺憾。












こんだけ書いたら携帯から読んでる人もさすがにうっかりは読まないだろう、と思ってさてさて書きはじめますよ。
(携帯で読んでいる人には『続きを読む』機能がないんです。)

途中までは正直、ボエー(notジャイアン)と観ていました。
奥さんが妊娠中の浮気だなんてよくあることじゃないか、と。
ところが、とある場面(死んだはずの謎の女が何で生きてるのよ的な場面)から話が急展開。
あまりの急展開っぷりについていけないアダグジ。
そうかそうか、確かに奥さんだっていうハッキリした説明もなかったし、お互いに妙に他人行儀なやりとりもそれで説明がつく。
観客も巻き込まれて探偵と一緒にだまされていたんだね!という愉快痛快なオチ。
そして、神野が探偵に言い放ったあの一言。
あれはカッコイイ。ずるいぜ洋ちゃん。
さらに、映画の一番最初に出てきていた、学生時代の木村とマドンナとのやりとりには思わぬ続きがあって、それが最後の最後に明らかに。
わー、学生時代そのものの青くて甘酸っぱい経験だなと思った次第。
全部観終わっての感想は、とにかく役者陣が適材適所だなーと思ったこと。
洋ちゃんはどうでしょうやおにぎりで見せているような自然なままでセリフを言っているし、堺さんは微妙な微笑をたたえていればそれで万事オッケーだし、蔵之介さんは謎の多そうな役を演じるのが上手いし、常磐貴子さんは凛とした美しいままでいればいい。
実にぴったりとハマっていたのがすごいと思った。
あと、最後に神野が言い放ったあの一言にこの映画で作り手が一番言いたかったことが集約されてたんじゃないかと思ったりしたのです。
エンディングの曲目当てで観に行ったアダグジですが、これはいいものを観ました。
夜遅い時間だったのですが、映画館の明かりがついて気付いたらけっこうな人数が観ていて、やっぱり北海道での洋ちゃん人気かしら?と思ったり思わなかったり。
エンディングを歌ってる方の陽ちゃんもよろしくねー。(何でオメーがそんなこと言ってるんだよ!と言われそうだが。)