おーまいぜっぷエンダァびーとるくるせいだーす

もう1週間も前のことを今さら?という感じだし、超個人的な雑感が入ってるので畳みます。

  • おーまいぜっぷ。

1曲目のイントロがかき鳴らされたとき、ファンになったばかりの頃の自分にタイムスリップした。
ひとつ前の職場では何かと人間関係がうまくいかなくて、言いようの無い孤独感や無力感を感じていて、聴けば聴くほど現実から目をそらすことができるような音楽を好んで聴いていた。
自分の存在位置からできる限り遠くに位置する音楽に没頭した。
それがアダグジにとっての唯一の癒しだった。
しかし、転勤になり、こんなアダグジでも新しい職場で新しい同僚が温かく迎えてくれた。
そんな頃にお面の音楽と出会った。
お面のメロディーや歌詞は、アダグジに、地に足をつけて現実をもっと見ろ、と訴えているように感じた。
物事の裏側や本質を見極めろ、と言われているような気がしてならなかった。
P.O.AからどんどんCDを遡って買いあさった。
お面じゃない顔を初めて見たライジングサン。
見た目は決して格好良くないんだけれども、メンバー5人は輝いて見えた。
ますます虜になった。
函館、旭川、帯広、そして大阪まで遠征して観に行くようになった。
ノースウェーブの某イベントでは、クラップスでQUEENを歌うボーカルのおじさまに心底傾倒した。
帯広のヴィレヴァンでライブまでの間に漫画を立ち読みしてたら、隣にメガネレスのボーカルのおじさまが立っていたのには驚いた。
かといって声をかけるわけでも何でもないんだけれども。
ずっしり重たくて音数の多い曲が聴きたいと思ったらEPop、旧面のテイストを新面の音で聴きたいと思ったらpopdod。
アダグジのその時々の音楽へのニーズにピッタリ合ったアルバムをリリースしてくれた。
ここまでアダグジの期待通りの活動をしてくれるアーティストは初めてで、ますます夢中になっていった。
そして、お面の音楽を聴けば聴くほど、アダグジは仕事で、ある一定の成果をあげられるようになった。
「あげまん」という言葉が存在するなら、「おげおん」という言葉が存在しても良いんじゃないかと思う。
それぐらい、自分の運気を上げてくれたのがお面の音楽だったのだ。
思い出と音楽はリンクする。
辛かった頃の音楽は今はほとんど聴いていないというかその頃に戻りそうな気がして聴けない。
そんな様々な思いが走馬灯のように頭の中を駆け巡った。
もう一度、初心に帰ってファンでいて欲しいと言われているような気になった。(←考え過ぎっつーか気のせい。)
この日のライブも、好きな曲ばかりで嬉しかった。
某曲を歌っていたお面のおじさまの気迫がものすごくって、思わず鳥肌が立った。
「どさんコール」が個人的には面白かったし、タロウ氏の似てないモノマネ、おじさまに髪の毛を引っ張られるところとかも相変わらずで安心した。
メンバーがこういう関係でいられるなら、まだ当分解散はない。
DVD撮影も行われ、今回も思い出に残るライブの一つとなった。

  • びーとるくるせいだーす

ビートルズのカヴァーをするというイベント。*1
全く同じように再現しようという感じでした。
立ち位置も、ビートルズと同じようにということで、フロントはいつもと全く立ち位置が異なり、左側から社長、タロウ氏、おじさま、の順。*2
ちなみに、タロウ氏にマイクは無く、社長かおじさまのところに行って歌うことになっておりました。
曲によって、ボーカルが代わるのがとてもよかった。
あれはメンバーで誰が何を歌うのか話し合って決めたのかな。
だとしたらグッドチョイス。
おじさまの歌う曲は雰囲気がぴったりだったし、ケイタ氏が歌ってた曲もなかなか良かった。
つーかおじさまもケイタ氏も良い声だと思う。
ましーた氏も歌ったので、全員がボーカルを取ってて、これはこれで貴重だったんじゃないかと思う。
おふざけで、タロウ氏に2人で一緒のマイクを使ってコーラスしようぜ、という具合においでおいでをしておきながらいざタロウ氏が来たら背を向けてブロックして歌わせないおじさまが面白くてしょうがなかった。
あと、タロウ氏のMCがことごとくウケてて*3、「なぜ昨日ゼップでそれを言わない!」とおじさまからツッコまれまくっていた。
メンバー間では今、夙川アトムが流行っているらしい。
メンバーが自分たちも楽しみつつ、アダグジたちファンをも楽しませてくれようとした、実にいいイベントでした。
久しぶりに聴いたシュリスペイロフもとっても良く、しやわせな気分になりました。
つーか、ブチョーはこの日スーツを着てなかったんだけれども、スーツじゃなくなったのかしら。

*1:こういうイベントって服装をどうしたらいいのか悩みますよねー。え?半袖Tシャツ首タオルだから悩まないって?ビートルズではモッシュは起きそうにないと思ったのでアダグジはニットで行ったら暑かったつーか案外押されました。この時期なのに半袖Tシャツ首タオルの人、かなり多かったです。もうちょっと落ち着いて聴こうよ、と言いたかったけれども小心者だから言えなかったさー。

*2:これがちょっとアレな感じで、いつもの立ち位置側で待っていた社長ファンがかーなーり悔しがっておりました。今後行く人は気をつけるべし。

*3:ちなみにアダグジが一番笑ったのは、「ビートルズを知らない人は、ヤホーで検索してください。」