遡上

サカナクションのライブに行ってきた。
今日がツアー最終日。
サカナクションってすごく不思議なバンドだと思います。
若いのに音に重厚感がある。
それでいて、ピコピコする時は思いっきりピコピコしててキラキラとはじけてる。
これまでなかなか機会が無くてライブを観ることはなかったのだけれども、今日は本当に行ってよかった。
打ち込み系の音楽ってライブでは難しいことが多いんじゃないかと思ってたけれども、非常にライブ映えする人たちなのだなということも確認できてよかった。
アダグジもメンバー同様、終って欲しくない、と思ったぐらい。
まだ序盤なのに「もう終ったの?」という子供の声がアダグジの後方から聞こえてきて可笑しかった。
山口くん仕様のラグランTシャツを羨ましがって「投げて!」(←ここちょっとこういう言葉だったか自信ない)という観客も笑ったわ。
MCもそういう声をうまく拾って返せるところとか、すごく場数を踏んでいるというか、大人だなーって思いました。
アンダーグラウンドミュージックとメジャー(メイン、って言ってたかな?)ミュージックとの差を埋めていくようなバンドになりたい」という話もすごく感動した。
ダブルアンコールも含めて、けっこうな曲数やったのではないかな。
1stアルバムが好きなアダグジにはたまらないセットリストでした。
あと、ふと気になったんだけれども、観客の人々は曲が終っても次の曲に繋げていくとか思うのか山口くんが「ありがとう」って言わない限り拍手をしないのね。
サカナクションの世界観を最大限に配慮してるというか、観客みんながサカナクションに対する深い愛情をもっていて、そういう空間を作り上げてる感じがしました。
2階に割と年配の人がいらっしゃったのでメンバーのご家族かなと思ったです。
カメラが少なくとも3台は入っていたのを確認したので、DVDとかになるのかな。
だとしたらマストバイだなー。