ぽつねん

ポツネンとしては3作目。
前の2作品を見て思ったこと。
ポツネンに関して、作家でもあり演者でもある彼が観客にどんなことを求めているのか。
要するに、公演を観てくれた人々に、感心してほしいのか、笑ってほしいのか。
前回2作品については、両方を追い求めているが故にどっち付かずだなーという印象を受けた。
ちなみにアダグジは、笑えるというよりもものすごく感心するという印象だったかな。
笑えないコントはコントじゃない。コントと言うなかれ。
今回の「Drop」について、アダグジが受けた印象。
賢太郎氏が開き直った感じがして、妙に清々しかった。
感心でも笑いでも、どちらに受け取っていただいてもけっこうです!という自信。
肩の力が抜けた彼のパフォーマンスを観て、こちらも気が楽になった。
思えば今までも、賢太郎氏はただ自分がやりたいことを舞台の上でやっていただけで、受取る側のアダグジだけがウダウダと感心なのか笑いなのかを気にしすぎていただけなのかもしれない。
純粋に、楽しかった。
本当に、観に行って良かった。
以下、ネタに関することに触れてしまうメモなので自粛。
あくまでも自己責任で。

  • 音や映像に自分の動きをからめる、という作品は健在。よくできていて感心。
  • ていうか、「Drop」ってタイトルを付けるあたり、コーネリアスをあまりよく知らないのかしら?と同行者と話していました。映像と音のシンクロはコーネリアスもやってるのでね。
  • 冒険活劇大好き!DVD出たら絶対買うな、これ。
  • アナグラムはいつも通り。一番最後のやつのオチがわかってしまった自分をバカバカバカバカと罵る。
  • テレビっ子というかウルトラクイズ世代。バカバカしくて笑ったわー。
  • ていうかウルトラクイズどさんこワイドとは他局じゃないからね!同じ日テレ系列ですからね!
  • ・・・「北海道ラベンダー放送」だから他局なんだろうけどさ。
  • 前作やラーメンズの本公演でのネタだろうなーというものもさりげなく取り入れていた。それを知ってるファンにとっては嬉しい。
  • 舞台上の小道具がとにかくお洒落で素敵。
  • そんなんだったから買う予定になかったドロップ缶を思わず買っちゃったじゃないか。出来が良すぎ。

や、こうして箇条書きにしてまとめてよくよく考えたら、アダグジはやっぱり感心と笑いの2つのチャンネルで彼を見ていたことに気付いたよ。
こういう固定観念はいかんねー(苦笑)と思いつつそこから脱却できない、することが無いであろう自分はホントしょーもないヤツだな、と思ってゆるりと許さねばね。
あと、ふと思ったのが、ポツネンという企画は、ホーム的な観客で埋め尽くされているから成り立つのかな、ということ。
全くのアウェイだったら笑い声や感嘆のため息も起きないのかもしれない。
賢太郎氏はそういうことに実はけっこう左右される人間なんじゃないかとアダグジは勝手に思っていて、「誉められて伸びる子です!」的な人なのかもしれない。
でも、アウェイでやることも実は大事であって、客観的に観て率直な感想を述べてくれる人も大事なんじゃないかと思います。
アウェイの人にも勇気をもって耳を傾けることができれば、さらに面白いものになるようなそんな気がします。
っつーか、完全なアウェイって何だ?
ということを考えた結果、アダグジは海外公演をオススメしたいと思います。
(とか言いつつこれは同行者が率先して言ってらっしゃったことですよ。自分の意見みたいにしてパクるな!って感じですが、アダグジも全面的に同意しましたので敢えて書くよ。)
賞賛もわかりやすいし、作品の出来不出来に関する反応を非常によく肌で感じ取れると思うんですよね。
もし大成功したら、賢太郎氏の気持ちも満たされそうだし。
日本文化をよく分かってくれそうな韓国や台湾あたりから始めて、イギリスやアメリカ、フランス、ドイツでもやってみてはいかがだろうか。
その際のアナグラムはその土地の言語でヨロシクです。
ちなみに、アウェイはサッカー用語、ビジターは野球用語でまぁ似たような意味ですよ。
あんまりビジターって使わないみたいだったのでついついそんなくだらないことを書いてしまった。
またつまらんことを書いてしまった。(ルパン三世における五右衛門のセリフ風ね。)